『宮中奮闘記』登場人物紹介
※年齢は序章当時
大江史子(おおえのふみこ)
伺候名は信濃。二十五歳。中流貴族の出身。
当初は右大臣邸に女房として仕えていたが…?
綾仁親王(あやひとしんのう)
延仁親王の第二子。亡母は中宮であった右大臣の長女。
初登場時は東宮で、十七歳。
源行隆(みなもとのゆきたか)
左近中将の官を帯びる青年。二十一歳。
頻繁に綾仁のもとに出入りしている様子。
藤原永房(ふじわらのながふさ)
関白右大臣にして藤原氏長者。五十八歳。
実質的には太政官の頂点に立つ、綾仁の外祖父。
公成親王(きみひらしんのう)
綾仁の父方の祖父であり、現在は退位して院となっている。六十一歳。
在位中は親政を敷き、今でも強い発言力を持つ。
尚子女王(なおこじょおう)
兵部卿宮の一人娘で十七歳。
両親は既に亡くなっており、後見の薄い不安定な身の上。
藤原(女皇)子(ふじわらのあきこ)
大納言の一の姫。永房は祖父に当たり、綾仁の従姉でもある。
幼い頃から后がねとして育てられる。十八歳。
以下、登場人物略系図(本編終了時)
ネタバレ多発なのでご了承下さい。